明治150年企画 ジョセフ・ヒコの幕末維新:井上脩身

Lapiz明治150年企画
「ジョセフ・ヒコの幕末維新」:井上脩身

第一回 中浜万次郎編
ーペリー来航前夜の太平洋ー
別冊 ジョセフ・ヒコ
ジョセフ・ヒコは、1837(天保8)年9月20日(8月21日)、播磨国加古郡古宮村(播磨町古宮)に生まれた。幼名を彦太郎(のち浜田彦蔵)と言い、母の再婚相手の養父の船乗りにあこがれ、母を13歳で亡くしてから彦太郎は栄力丸で江戸へ出かけ、江戸見物を終えての帰り、船が嵐で難破し、太平洋を52日間漂流した・・・。幕末に活躍した通訳、貿易商。「新聞の父」と言われる。洗礼名はジョセフ・ヒコ 。