Lapiz2019夏号 徒然の章 中務敦行

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この春は「花の命は短くて・・・」ではなく、各地でサクラは長~く咲いたように思います。
 4月26日、親しい人を見送るため千葉に行きました。車窓から見る花は東京の中心部では満開、千葉県の成田近くでは七分咲きでした。関西は例年ならもう3~5分咲きなのにまだ咲き始め、肌寒い日が続き満開を迎えたのは入学式が始まるころ。
咲き始めた花は途中で寒波が襲来、いつまでも咲き続けた。
撮影にもよく出かけた。いつもと違うのは黄砂が少ないこと。
「満開の・・・」は秋のような青空、サクラ青空は恰好のバックだ。
そこにこの雲、春には珍しい。空あっての花だ。
花を求めて、各地を回った。
いずこもいつもと開花の時期が違う。
また昨年9月の台風でいたんだ木も多く、見るものの心もしおれる。
「咲いて良し、散って良し」がサクラだ。
奈良・橿原市の曽我川では花びらの流れをカモが泳いでいた。
三重県津市の三多気のサクラは今年も田んぼの水に映えていた。
北海道では満開の花に吹雪だという。
年ごとに変化があるのがサクラの魅力だろうか。

花びらの流れ泳ぐカモ」=橿原市曽我川で
三多気のサクラ
満開の桜(大和郡山市ファミリー公園で)
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