鬼夜行夜話 021「陰陽師・安倍晴明」片山通夫

まず陰陽師のことを説明する。テレビの番組では何本も制作されたのでご存じの方も多いと思う。

例のよってウイキペディアから引用したい。
陰陽師(おんみょうじ、おんようじ)は、古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属した官職の1つで、陰陽五行思想に基づいた陰陽道によって占筮(せんぜい)及び地相などを職掌とする方技(技術系の官人。技官)として配置された者を指す。 中・近世においては民間で私的祈祷や占術を行う者を称し[1]、中には神職の一種のように見られる者も存在する。

その陰陽師として著名なのが安倍晴明という人物。晴明(921年2月21日ー1005年10月31日)は、平安時代の陰陽師で鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏流土御門家の祖。官位は従四位下・播磨守。

彼のエピソードは数多ある。『竹取物語』にもその名が登場する右大臣阿倍御主人の子孫とする説もある。また921年に摂津国阿倍野(現・大阪市阿倍野区)に生まれたとされる。生地については、奈良県桜井市安倍とする伝承もある。幼少の頃については確かな記録がないが、陰陽師賀茂忠行・保憲父子に陰陽道を学び、天文道を伝授されたという。加茂氏の門下生であり、のちに両家は二大陰陽家となる。