コラム/日本の島できごと事典《プロローグ》フリージャーナリスト 渡辺幸重

石垣原人

日本は島国です。いくつかの大きな島と多くの小さな島が日本列島を作り、文化を伝えあいながらそれぞれの社会を作ってきました。島は“外世界”からの情報を受けて“内世界”に伝え、同時に中央権力の政策や社会の大きなうねりに翻弄されてきました。小さな島の歴史はあまり知られていませんが、そこには日本の歴史の痕跡がくっきりと残っています。島は日本社会を映す“鏡”であり、「島を見ると日本がわかる」のです。島での“できごと”から「この国はどんな国か」「この国をどういう国にするか」考えてみましょう。 “コラム/日本の島できごと事典《プロローグ》フリージャーナリスト 渡辺幸重” の続きを読む