夢の物語《京の都を鬼が行く 中》片山通夫

いわゆる神職は神を自由に操る。

だいぶ以前から神職、つまり神主と呼ばれる職業の人たちに筆者は疑問に思っていたことがある。神職は次のことができるとか…。

 

◎降神 神籬(ひもろぎ)に神様をお招きする儀式。
◎昇神(降神に準ずる)神籬にお招きした神様にお帰りいただく儀式。
*神籬とは神社や神棚以外の場所で祭祀を行う場合、臨時に神を迎えるための依り代。
言ってみれば神職は神様をどこへでも必要に応じて呼び寄せることができ、用事が済めばお帰り願うことができるわけだ・・・・。 “夢の物語《京の都を鬼が行く 中》片山通夫” の続きを読む