夏の千夜一夜物語《茶摘 ちゃつみ》

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京都・宇治田原町の茶畑

ご存じ、「夏も近づく八十八夜(はちじゅうはちや)」で始まる「八十八夜」は唱歌集「尋常小学唱歌」に掲載された。一説によれば、『茶摘(ちゃつみ)』は京都の宇治田原村(現京都府宇治田原町)の茶摘歌がルーツとされ、歌詞の二番にある「日本」は元々は「田原」だったとか。
京都の宇治田原村は、江戸時代に煎茶製法を確立した永谷宗円が有名(永谷園創始者の先祖)。山本山は宗円の茶を販売して莫大な富を築いた。
蛇足ながら、八十八夜とは雑節の一つで、立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日にあたる。

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