夏の千夜一夜物語《七夕(たなばた)》片山通夫

七夕まつり

今年も夏が来た。夏至を過ぎると本格的な夏が来る。最もわが国では梅雨と重なってまだじめじめした空模様が続いている。沖縄などでは梅雨が明けている年もあるが今年は来月の3日位という予報だが、これはあてにならない。この梅雨入りや梅雨明けほどあてにならない予報はない。

しかし夏至が過ぎて夏に至る時期なのだ。7月といえば七夕祭。しかし新暦でいうものだからたいてい梅雨のさなかで星は見えない。変なところで合理的で新暦に直してしまうものだからなかなか季節とマッチしない。

本来 七夕(たなばた/しちせき、棚機)は、中国大陸・日本・韓国・台湾・ベトナムなどにおける節供・節日の一つ。五節句の一つにも数えられる。星祭り(ほしまつり)ともいう。(七夕節句とはいうが、二十四節気に関連する節月ではなく、暦月の)旧暦7月7日の夜のことで、日本ではお盆(旧暦7月15日前後)との関連がある年中行事であったが、明治改暦(日本におけるグレゴリオ暦導入)以降、お盆が新暦月遅れの8月15日前後を主に行われるようになったため関連性が薄れた。(この項ウイキエディア)

日本でも各地で七夕祭りが開催される。織姫と牽牛の恋物語が有名だ。

仙台などで行われている七夕まつりは新暦で8月7日頃に催される。

                           この項明日に続く