夏の千夜一夜物語《六道の辻と盆》構成・片山通夫

送り火

一昨日16日、一般的にお盆は過ぎ、あちらの世界へ霊を送るための「送り火」が日本のあちこちで焚かれた。子供の頃、住んでいた村では村のあちこちの辻で送り火が夕方」日が沈むと送り火が鉦の音とともに火がつけられた。ずっと後で気が付いたが、あちこちの辻は「六道の辻」だったのかもしれない。 “夏の千夜一夜物語《六道の辻と盆》構成・片山通夫” の続きを読む