秋の夜長に聞く話《伏水の酒》片山通夫

大倉酒造の井戸。今も滾々と・・・。

西に灘があれば東には伏見がある。滾々と湧く伏水(ふしみず)を使った酒が伏見の酒だ。 歴史は古い。大倉酒造のホームページによると、5世紀には渡来系氏族の秦氏らが酒造りに関わり、8世紀に平安京の造酒司で行われた高度な酒造りの影響を受けながら、伏見の酒は歩み育てられてきた。 1425年(応永32年)、1426年(同33年)の酒屋名簿によると京の洛中・洛外に342軒の酒屋が存在し、その中には伏見の酒屋も含まれていたとか。
 https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/kyotofushimi/fushimi/fushimi02.html

話は変わるがこの京都・伏見の大倉酒造の近辺に三十石船で大阪まで通っていた船があり寺田屋という船宿がある。寺田屋事件が起こった。
同じく大倉酒造のホームページには詳しく掲載されているので是非ご覧ください。https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/ryoma/teradaya.html