連載コラム・日本の島できごと事典 その46《広島原爆》渡辺幸重

広島原爆のキノコ雲

広島市宇品港の3㎞ほど南に似島(にのしま)という人口800人弱の島があります。1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島に世界で初めての原子爆弾が投下されました。このとき、爆心地から島の北端まで約8kmの似島には当時1,700人余りが住んでいましたが、通勤通学で市中へ出ていた108名が犠牲になりました(被爆後1ヶ月以内)。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その46《広島原爆》渡辺幸重” の続きを読む