Lapiz22夏号Vol.42 徒然の章《池袋で防災展》中務敦行

陸上自衛隊の第1音楽隊は「花は咲く」を演奏

6月3日から5日まで、東京池袋駅前の東京芸術劇場地下のギャラリーで、筆者の所属する全国災害復興活動支援機構などが地元の豊島区などとの共催で、東日本大震災などの災害やその復興を活写した写真約500枚を展示した。
自衛隊、警察、消防のほか海上保安庁、在日米軍、のほか多くの官民から寄せられた写真は救助や復興などの作業の合間を縫って撮影されたもので、新聞やTVで見るものとはひと味違うので見た人の感想も単なる思い出でにはない、これからの防災についての心構えを語る人も多く、子供たちにも大きな感動与えたようだ。
ぎっしり貼られた写真は、ざっと見るだけでも時間がかかるが、大きな写真とは違う迫力があり、見終わった人は疲れた表情だった。
最終日には海上に隣接した広場で、消防、米軍、自衛隊の音楽隊の演奏会が開かれ、また地震の体験ができる車や防災グッズなども展示された。