連載コラム・日本の島できごと事典 その66《のがれの島》渡辺幸重

「のがれの島」の碑(奥武島)

1927(昭和2)年、青木恵哉(けいさい)は熊本・回春病院から派遣されて沖縄にやってきました。キリスト教を伝道しながらハンセン病患者救済のための療養所開設を目指したのです。青木は徳島出身のキリスト教宣教師で、みずからもハンセン病を患っていました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その66《のがれの島》渡辺幸重” の続きを読む