写真散歩・石の風景《清滝川・周山街道沿い》片山通夫

高山寺前を流れる清滝川

京都の北に向かう街道に周山街道がある。若狭から都へ鯖を運ぶ鯖街道の一つだ。明智光秀が築いた城を中国の周の武王の故事にならい周山城と名づけたことに由来する。(完)

周山城は坂本城(大津市)、亀山城(京都府亀岡市)、福知山城(京都府福知山市)と並び、明智光秀が築城したとされる城。文献にほとんど記載がない謎めいた城だが、残存状態が格段によく、光秀の築城技術が見られるという点では群を抜く。しかも、機能した時期が限定され、当時の築城技術を考察する上でも学術的価値が高い。朝日新聞から

写真散歩・石の風景《水かけ不動尊・法善寺横丁》片山通夫

大阪・法善寺横丁の水かけ不動

昭和時代にはよく流行り歌にも出てくる不動明王。

そんなお不動様をHPから拾ってみた。
法善寺が空襲や横丁火災の困難を乗りこえられたのは、この街と共に生きる人情と信仰の「おかげ」でした。
私たちがお不動さんに「まいどおおきに」「おかげさんで」とお参りすれば、お不動さんは「こちらこそおおきに」と、救いの手をさしのべてくださいます。
こんな風に互いを思いやり、助け合い、支え合える“あったかい心”を、たくさんの方におすそ分けしたいと願っています。

写真散歩・石の風景《マーブルビーチ》片山通夫

マーブルビーチは関西空港の向かい側にある人工の浜である。
真っ白い小石がびっしりと敷き詰められていて、関西空港で発着する航空機を眺めることができる。天気のいい日には真っ赤な太陽が海に沈むさまを眺めながらという贅沢なスポットだ。

写真散歩・石の風景《安曇川の河童伝説》片山通夫


思子淵神社(滋賀県高島市)

建武元年(1334年)の創祀と伝わる。思子淵神は、安曇川流域固有の神様である。「七シコブチ」と呼ばれる思子淵神を祀る神社のひとつ。七シコブチには、河童伝説を有する。明治9年(1876年)に村社に列格された。 

この辺りには思子淵神を祀る神社が多い。朽木を貫く安曇川流域に限られているわけではないが…。伝説では河童が出没する。

写真散歩・石の風景《近江孤篷庵》片山通夫


近江孤篷庵の庭

小室(こむろ)城主で、千利休、古田織部とともに日本三大茶人としても名高い小堀遠州(こぼりえんしゅう)(1579-1647)の菩提を弔うために、2代目城主宗慶(そうけい)(正之)が、江戸時代前期、京都大徳寺(だいとくじ)から僧円恵(そうえんけい)を招いて開山した臨済宗大徳寺派の寺。遠州が京都大徳寺に建立した孤篷庵にちなんで、近江孤篷庵としました。(長浜、米原を楽しむ 観光情報サイト

写真散歩・石の風景《地獄の果て》片山通夫

仏教でいう地獄は六道の最下層。閻魔の審判に基づいて様々な責め苦を受けるとされる世界。対比されるべきは、本来なら六道の最上層・天界のはずだが、実際には、成仏した者が行く六道のいずれでもない浄土(浄土は数多くあり、極楽はその一つ)と対比させられることが多い。
写真は青森県下北半島にある恐山の風景。訪れるものに地獄を感じさせる世界だ。