2018夏号Opinion「安倍政治が再び日本を崩壊させる」松岡 正喜

安倍政治が再び日本を崩壊させる
-ウソが政治を支配している-
昨今の新聞報道やテレビの国会中継を見ていると、腹立たしいことばかりでウンザリする。安倍政権は公明・維新を取り込み、多数を良いことにやりたい放題だ。裁量労働制のデータの採り方・比較のでたらめさ、それでも押し通そうとする。加計問題での、自衛隊スーダン日報問題でのうウソ。森友問題でのウソにつぐウソの連続。極めつけは、財務省の国有地のタダ同然の払い下げ疑惑だ。政権は元の文書を改竄してまで1 年間も国民にウソをつき続けてきた。 “2018夏号Opinion「安倍政治が再び日本を崩壊させる」松岡 正喜” の続きを読む

2018春号《宿場・東海道 小田原宿》Lapiz編集長 井上脩身

小田原提灯ぶら下がる街

~お猿のかごやに思いはせ~
 昨年秋、箱根の足柄山に登るため、JR小田原駅に降りた。ホームを歩いていると、童謡『お猿のかごや』のメロディーが聞こえる。♪エッサ エッサ エッサホイサッサ――。子どものころ何度か聞き、うたった。懐かしくなって口ずさむ。「小田原提灯ぶらさげて」。小田原提灯で何だろう、お猿のかごやはだれを乗せてどこへ行こうとしているのだろうと、子ども心に不思議に思ったものだ。あれから60数年がたつ。今になって解明したいと思った。小田原は東海道の宿場だった。宿場と何か関係があるのだろうか。1月下旬、かつてに小田原宿を訪ねた。 “2018春号《宿場・東海道 小田原宿》Lapiz編集長 井上脩身” の続きを読む

2018春号《びえんと 新米記者の赤軍派事件》Lapiz編集長 井上脩身

新米記者の赤軍派事件
――よど号事件に思う――
私は大阪の大手デパートの文化教室で、文章講座の講師をしている。今年1月の講座で、Oさんが「針の莚」と題するエッセーを書いた。ある赤軍派事件の実行犯の母親の辛さ、悲しさに思いを寄せてつづった一文だ。赤軍派によるよど号事件が起きたとき、わたしは新聞社で新人研修を受けている最中だった。講義では刻々と動く事件の様相がそのまま教材になり、新聞社の仕事がいかに時間との闘いであるかを、否が応でも実感した。講義が終わると飲み会になった。話題は当然よど号事件。「北朝鮮が本当に幸せな国なのだろうか」と、その場にいたベテラン記者に問いかけたことを覚えている。平昌オリンピックに北朝鮮が参加し、女子アイスホッケーでは合同チームが組まれた。韓国、北朝鮮双方の政治的思惑が一致した一時的融和との見方が強く、民族統一への道のりは遠い。ハイジャック犯たちが北朝鮮に行く意味は何だったのか。あと2年でよど号事件から半世紀になる。 “2018春号《びえんと 新米記者の赤軍派事件》Lapiz編集長 井上脩身” の続きを読む

2018春号:opinion《平昌五輪が始まった。》一之瀬 明

一之瀬 明さんの寄稿です。

年金生活者の身では、悲しいかな、華やかなオリンピックを見に韓国を訪れることはできない。最も経済的な余裕があっても、あの寒さでは、とても行く気にはなれないのだが。
「やせ我慢」でそうしておこう。何しろ「エンゲル係数が生活を圧迫」しておるのでな。
ところがこのオリンピック、ハナっからとんでもなく政治的な装いになっている。
ご承知のように、南北朝鮮が合同チームで開会式に参加入場してきた。会場はテレビの中継で見ていても、感動の嵐だった。北朝鮮の要人たち、韓国の大統領、そして会場を埋め尽くした観衆。
私たちの国、時には「単一民族」などと思い違いをしている政治家を抱える日本の隣国が分断国家で、先の戦争と朝鮮戦争の結果、今なお分断したまま「戦争状態」にある隣国に、この開会式の興奮とともに、悲劇を抱えている事実を、世界中の人々の心に刻み込まれたことだと信じたい。
オリンピックは、スポーツの祭典であると同時に平和の祭典である。
これを機に隣国の抱える悲しみと矛盾を理解する機会としたいものだ。どこかの馬鹿が言うような「圧力一辺倒」でなく。