冬の夜更けは・・山城の国物語003《目まぐるしい遷宮・遷都》片山通夫

謎に満ちている継体天皇が山城国で造宮したのには訳があった。しかしその前にここでは目まぐるしく変わる遷都・遷宮を見てみることとする。

天皇の『遷都の詔』が出された上での平城京への遷都(710年)→長岡京への遷都(784年)→平安京への遷都(794年)の3回だけで次に述べるのは遷宮というわけである。ただこの区分けもいささか疑問が残るので、通常言われている遷都を使うこととする。

写真:樟葉の宮跡

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冬の夜更けは・・山城の国物語002《古墳時代の木津川あたり》片山通夫

 Lapiz2021冬号で【山城の国物語《木津川界隈》】を書き始めた。もう少し深くこのあたりのことを調べてみようと思う。

古墳のあったところからJR奈良線と木津川方面を見る

山城の国の歴史は古い。古墳時代にさかのぼる。3世紀頃の古墳が見t目られるほどである。その古墳に椿井大塚山古墳がある。椿井は「つばい」と読む。ちょうどJR奈良線が木津駅から京都へ向かってしばらく
進むと右側、木津川を望む丘陵に立地する。時代は古く古墳時代前期はじめに造成された前方後円墳である。奈良桜井市の箸墓古墳が造成された時代とほぼ同じ時代に匹敵する。もっと言えば邪馬台国の時代だといえる。 “冬の夜更けは・・山城の国物語002《古墳時代の木津川あたり》片山通夫” の続きを読む