2018autumn opinion 《頭が腐ると・・・ 》一ノ瀬明(年金生活者)

劣化してきているという見方が最近になってよく聞くようになった。もともとご本体の首相が嘘と不誠実の塊のような御仁だから、その周りに集まる連中も、推して知るべしというところか。 それにつけても、霞が関の(優秀だったはずの)官僚たちまで、腐ってきていると思うのだが。 “2018autumn opinion 《頭が腐ると・・・ 》一ノ瀬明(年金生活者)” の続きを読む

2018autumn びえんと《非業に倒れた政治家・山宣 ―暗黒政権下の抵抗魂― 》Lapiz編集長 井上修身

今年3月、東京の中学校で行われた性教育授業に対し、自民党の都議が「不適切」と都議会で発言したことが、「教育への不当介入」との批判を受けた。この報道に私は「山宣」を思いだした。労農党衆議院議員、山本宣治である。治安維持法の改変阻止運動をしていた1929(昭和4)年、右翼の暴漢に暗殺された。その山宣の不屈の生涯を描いた映画『武器なき斗い』を61年冬、高校1年生だった私は大阪の映画館で見た。 “2018autumn びえんと《非業に倒れた政治家・山宣 ―暗黒政権下の抵抗魂― 》Lapiz編集長 井上修身” の続きを読む

2018autumn 《 巻頭言》Lapiz編集長 井上修身

袴田事件の再審請求について東京高裁は6月11日、請求を棄却する決定をしました。静岡地裁の再審開始決定を取り消し、袴田さんの死刑確定判決を維持するものです。私はこの決定に対し、強い憤りをおぼえます。袴田事件の証拠をつぶさに検討すれば、冤罪であることが明らかだからです。再審の根本精神は「無辜の救済」。東京高裁の裁判官は「罪なき人を罰してはならない」という司法の余りにも当然の基本をかなぐり捨て、いったん決めた裁判をなにがなんでも守るという頑迷な態度に凝り固まっているようです。 “2018autumn 《 巻頭言》Lapiz編集長 井上修身” の続きを読む

Lapiz2018秋号が出来上がりました。

Lapiz2018秋号のトピックス
今年は明治150年。井上編集長渾身の作品「ジョセフ・ヒコの幕末維新」第3回をお届けします!ジョセフ・ヒコは、1837(天保8)年9月20日(8月21日)、播磨国加古郡古宮村(播磨町古宮)に生まれた。幼名を彦太郎(のち浜田彦蔵)と言い、母の再婚相手の養父の船乗りにあこがれ、母を13歳で亡くしてから彦太郎は栄力丸で江戸へ出かけ、江戸見物を終えての帰り、船が嵐で難破し、太平洋を52日間漂流した・・・。幕末に活躍した通訳、貿易商。「新聞の父」と言われる。洗礼名はジョセフ・ヒコ 。
その他、空撮撮影作品は小田真さんの力作。無人駅は近江鉄道・五箇荘駅、五箇荘は近江商人発祥の地。宿場町は日光東往還・関宿(せきやど)、そして北前船シリーズは「北陸の名湯山中温泉の山中節」など力作揃いの2018年秋号!!

ダウンロードは以下から…!(無償)

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2018秋号の表紙が決まりました!

ボク(片山通夫)にとって、とても記憶に残った話の一つがこのスプーンにまつわる話だ。ユジノサハリンスクで一人の女性に出会った。彼女はボクにこう言った。「大叔父の遺骨を韓国の国際墓地に移送したいのです」
(秋号CoverStoryから)