エッセー《四文字熟語が世界を暴く002》山梨良平

 

四文字熟語を続けよう。

四面楚歌(しめんそか)敵に囲まれて孤立し、助けを求められないことのたとえ。周りに味方がなく、周囲が反対者ばかりの状況をも言う。孤立無援である。先日も某女性大臣が「捏造文書だ」と国会でわめいていたが味方の自民党からも見放されたと言う情報が流れていた。ご本人にすれば四面楚歌の思いだろう。

神出鬼没(しんしゅつきぼつ)鬼神のようにたちまち現れたり隠れたりして、所在が容易には計り知れないこと。政治家によくいるよね。派手に打ち上げて立場が悪くなると懇意の病院へ入院して身を隠す輩。もしくは外遊と称して一時的に海外に逃げるさまも最近そう思わせる。

思考停止(しこうていし)物事を考えたり、判断することをやめてしまうことを指す。故意に判断しないことが政治の世界には多いような気がする。その心は判断すれば不利になる。マイナカード担当大臣もかたくなに固執しているがきっと思考は完全に停止状態だと思われる。

このような政治家にしか恵まれていない国民こそ思考停止だ。