写真散歩・石の風景《地獄の果て》片山通夫

仏教でいう地獄は六道の最下層。閻魔の審判に基づいて様々な責め苦を受けるとされる世界。対比されるべきは、本来なら六道の最上層・天界のはずだが、実際には、成仏した者が行く六道のいずれでもない浄土(浄土は数多くあり、極楽はその一つ)と対比させられることが多い。
写真は青森県下北半島にある恐山の風景。訪れるものに地獄を感じさせる世界だ。