連連載コラム・日本の島できごと事典 その68《すき焼き》渡辺幸重

『鯨肉調味方』(日本捕鯨協会HPより)

寿司、天ぷら、すき焼き、と並べると世界に知られる代表的な日本料理になりますが、このうち「すき焼き」は、一説には長崎県の生月島(いきつきじま)に起源があると言われます。どういうことでしょうか。
生月島は「捕鯨の島」として知られ、江戸時代の1700年代には島に網取式捕鯨の基地が置かれ、平戸や壱岐、五島、対馬など広い地域を漁場としていました。 “連連載コラム・日本の島できごと事典 その68《すき焼き》渡辺幸重” の続きを読む