千夜一夜の夏《幽霊と妖怪》片山通夫

お断り:ここに書く話は全てインターネットで見つけた話です。
https://thegate12.com/jp/article/340#content-2

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日本の怪談などに登場する幽霊や妖怪。幽霊とは「死んだ人の霊」で、妖怪とは「奇怪現象や非日常的な存在」のことを指します。日本人にとって馴染みのある言葉ですが、その意味の違いを聞かれると、なんとなくしか答えられないという人も多いはず。実は幽霊と妖怪にはそれぞれ定義があり、別のものとして扱われているんです。まずはここで、幽霊と妖怪の定義を見ていきましょう。幽霊とは「死んだ人の霊」や「成仏できなかった魂の姿」のこと。この世に未練や恨みがあって成仏できない死者が、幽霊となって因縁のある人の前に姿を表すとされています。幽霊の多くは、この世に思いを残したまま死んだ者であるため、その望みや思いを聴いて、執着を解消して安心させることで、姿を消すとも言われています。 “千夜一夜の夏《幽霊と妖怪》片山通夫” の続きを読む

写真散歩・石の風景《マーブルビーチ》片山通夫

マーブルビーチは関西空港の向かい側にある人工の浜である。
真っ白い小石がびっしりと敷き詰められていて、関西空港で発着する航空機を眺めることができる。天気のいい日には真っ赤な太陽が海に沈むさまを眺めながらという贅沢なスポットだ。

写真散歩・石の風景《安曇川の河童伝説》片山通夫


思子淵神社(滋賀県高島市)

建武元年(1334年)の創祀と伝わる。思子淵神は、安曇川流域固有の神様である。「七シコブチ」と呼ばれる思子淵神を祀る神社のひとつ。七シコブチには、河童伝説を有する。明治9年(1876年)に村社に列格された。 

この辺りには思子淵神を祀る神社が多い。朽木を貫く安曇川流域に限られているわけではないが…。伝説では河童が出没する。

日本の島できごと事典 その69《浅沼稲次郎》渡辺幸重

浅沼稲次郎の銅像(三宅島観光協会HPより)

今年の7月8日、私は病院で大腸内視鏡検査の準備をしていました。そのとき、通りかかった看護師の突然の大声に顔を上げたら無音のテレビ画面に「安倍元首相銃撃され心肺停止」という文字が貼り紙のように映っていました。狐につままれた気持ちでボーとしているとき、頭に浮かんだのはある男の暗殺現場の白黒写真でした。1960(昭和35)年に東京・日比谷公会堂で演説中に右翼少年に刺された当時の社会党委員長・浅沼稲次郎のことです。浅沼は、伊豆諸島・三宅島(みやけじま)の出身で、島には生家が残り、すっくと立って右手を掲げたポーズの浅沼の銅像が建っています。 “日本の島できごと事典 その69《浅沼稲次郎》渡辺幸重” の続きを読む

連連載コラム・日本の島できごと事典 その68《すき焼き》渡辺幸重

『鯨肉調味方』(日本捕鯨協会HPより)

寿司、天ぷら、すき焼き、と並べると世界に知られる代表的な日本料理になりますが、このうち「すき焼き」は、一説には長崎県の生月島(いきつきじま)に起源があると言われます。どういうことでしょうか。
生月島は「捕鯨の島」として知られ、江戸時代の1700年代には島に網取式捕鯨の基地が置かれ、平戸や壱岐、五島、対馬など広い地域を漁場としていました。 “連連載コラム・日本の島できごと事典 その68《すき焼き》渡辺幸重” の続きを読む

写真散歩・石の風景《石舞台》片山通夫

石舞台 明日香村

昔から(何時の頃なのかは忘れたが)石を見ると撮りたくなっていた。石とは岩石の小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなものだという。なんとも味気ない解説だ。
そんな石を撮ってきたのでいくつか紹介したい。まず最初は太古の昔からでんと据えられていたその名も明日香の「石舞台」。

石舞台古墳は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳。国の特別史跡に指定されている。 元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出している。埋葬者としては蘇我馬子が有力視されている。 ウィキペディア

連載コラム・日本の島できごと事典 その67《伊豆大島暫定憲法》渡辺幸重

大島暫定憲法(日経ビジネスHPより)https://onl.tw/q8qSHkF

第二次世界大戦後、沖縄や奄美、小笠原などが米軍に統治されたことはよく知られていますが、伊豆諸島も一時同じ状況になったことはあまり知られていません。実は、1946(昭和21)年1月29日から3月22日まで伊豆諸島は沖縄などと同じように連合国軍総司令部(GHQ)の「若干の外廓地域を政治上行政上日本から分離することに関する覚書」によって日本政府の施政権から分離されました。このとき、伊豆大島では独立を想定し、島民の手によって伊豆大島暫定憲法(「大島大誓言(おおしまだいせいごん)」)が制定されました。この暫定憲法は「島民主権(主権在民)」「平和主義」の精神に基づいており、同じ年の11月に交付された日本国憲法の理念を先取りする民主憲法でした。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その67《伊豆大島暫定憲法》渡辺幸重” の続きを読む

Lapiz22夏号INDEX

あとがきで夏号はすべて掲載しました。

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