原発を考える《思考停止の国民が許す》山梨良平

東京電力 柏崎苅羽原発

柏崎刈羽原発、89カ所で安全工事せず テロ対策以外でも不備」という見出しの記事は毎日新聞電子版。(2021/6/10 19:15)
所謂平和ボケといわれるテロ対策の遅れはいかんともしがたいが、それ以外でも安全工事がされていなかったというのには驚く。同時にわが国の国民の眼はもはや曇りきっていると言えるのではないか。
たった10年前の大地震、フクイチの悲惨な状況も十分に検証しないまま今に至っているのも全くの思考停止に陥っている国民だからなのか。政治に、原発に、自然災害にそして近い将来、必ず来るといわれている南海トラフ地震・・・・。我々の周りには危険が山積しているにもかかわらず、国民からのアクションは少ない。挙句の果てにフクイチのたまりに溜まった汚染水を2年後に海に流すとか…。 “原発を考える《思考停止の国民が許す》山梨良平” の続きを読む

Opinion《NHKの安倍報道》山梨良平

NHKに岩田明子という記者がいる。なんでもNHK政治部記者兼解説委員だそうだ。たまたま筆者はテレビで天皇陛下の即位を祝うパレードである「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」を見ていた。もちろんテレビはNHKだった。政府発表では沿道に約11万9000人がお祝いしたとある。 “Opinion《NHKの安倍報道》山梨良平” の続きを読む

Opinion コロナウイルス狂騒曲 山梨良平

それはチェルノブイリ原発事故か ら始まった
モスクワ 時間1986年 4月 26日「 1 23 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国 のチェルノブイリ原子力発電所 号炉で起きた。 4 大事故だった。ソ連当局は当初この事故をひた隠 しにしていた。抑え込もうとしていたのだ。 こ との発覚は意外なところからだった。事故の 日 2 後の 日、スウェーデンのフォルスマルク原子 28 力発電所で、職員の靴から高線量の放射性物質が 検出されたことが発覚のきっかけとなったのだ同 日中にスウェーデンは外務省を通してソ連に原発 事故の有無を問い合わせたが、当初は否定してい た。しかし国際原子力機関( )に事態を報 IAEA 告する意向を伝えられると念、一転してチェルノブ イリ原発で事故が発生した事実を認めた。 隠しおおせると思っていたことに驚きだ。ソ 連はそれでも国内では隠し通そうとした。時のソ 1 1985連共 産党書記長はゴルバチョフ。彼は前任者のチェルネンコがその死によってわずか 年余りで幕を閉じたあと、 年 月 日に就任している。その 年後にあの惨事が起こったわけである。先に書いたように、ソ連政府はこの事故の 3 11 1 情報を抑え込もうとした。つまりスウェーデン外務省の指摘を受けるまでの 日間抑え込んでいた。それでも隠ぺいす 2 ることが無理だということに気が付いてながらゴルバチョフは積極的に公開することに躊躇した形跡がある。しかし最 終的にはグラスノスチ(情報公開)の重要性に気が付いたのかペレストロイカ(改革)の一環でグラスノスチに踏み切 った。 結局ゴルバチョフの唱えるペレストロイカはとん挫したのだが、人々は混乱の中ででも自由や団結を手に入れた。
こうした中でソ連邦の崩壊が起こった。