Lapiz2017冬号から《 三匹が撮る!》

RICHO・GRというカメラがある。そのカメラを使った三人の競作。冬号では写真のように「冬もしくは冬のイメージ」。サハリンではもう真冬。しかし日本ではまだ晩秋。そんな三人の作品を明日からご覧いただきます。お愉しみください。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もグラフ誌Lapizをよろしくお願い申し上げます。

今年は「明治維新150年」という年です。明治とはどんな時代だったのか、また維新とは何だったのか、改めて考えてみたいと思います。

なお冬号の記事の掲載は5日以降から始めます。

 

Lapiz2017冬号から《日光街道草加宿 》:井上脩身

煎餅かじり芭蕉をしのぶ街
「草加せんべい」で知られる埼玉県南部の草加市。都心から電車で30分のベッドタウンだ。人口約25万人のこの町は江戸時代、日光街道の宿場町として栄えた。お茶屋で一休みする旅人に名物のせんべいが好まれたという。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出たとき、千住宿についで2番目の宿場である草加宿に「ようようたどり着いた」としたためた。日本橋から北に約16キロ。芭蕉はここに最初の宿をとったのだろうか。草加せんべいをかじりながら芭蕉の足跡をたどってみよう。そんな思いにかられて11月初旬、草加を訪ねた。

 

Lapiz2017冬号から《 breath of CITY》:北博文

 めぐりめく変化する都市光景を一期一会として感じるままにファンインダーのフルフレームで切り撮っています。
人間が利便性を探求して作り上げた都市が今や独自に生きる術を
得たかのように朝・昼・晩と表情を変えながら人の心を揺さぶり
その反応を眺めているかの様な虚実的な都市の空気感を撮らえて
行きたいと思っています。(北博文)

Lapiz2017冬号から《 カバーストーリー・だんじりを彫る男 河合申仁さん》:中川眞須良

河合さんは所謂木彫師である。工房を大阪府下岸和田市内の紀州街道沿い(本町)に構える。18歳で同市内の木下賢治氏に23年間にわたって師事した。
岸和田と言えばだんじり祭りが有名だ。だんじりには木彫が欠かせない。師匠の木下氏もだんじりの木彫を手掛けた。もちろん河合さんもだんじりあっての河合さんである。
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Lapiz2017冬号から《びえんと・立憲民主党と希望の党の明暗》:井上脩身

10月に行われた衆院選で私は2人の候補者に注目した。一人は立憲民主党から立った大阪10区の辻元清美氏、もうひとりは希望の党から出馬した奈良1区の馬淵澄夫氏だ。二人はささやかながら私には縁があるのだ。選挙中の新聞社の調査では、ともに自民党の候補者に先行し優位に立っていた。結果は辻元氏が小選挙区で当選したのに対し、馬淵氏は小選挙区で落選、比例復活もならず、涙をのんだ。両氏は1960年生まれで民主党政権時代、国土交通副大臣(馬淵氏は後、国交相に就任)を務めた仲だ。民進党が立憲民主党と希望の党に分裂した今回選挙。辻元、馬淵両氏は両党の明暗の象徴であった。
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