Lapiz22夏号Vol.42 写真散歩《周山街道界隈》片山通夫

日本中に〇〇街道といわれる街道がそこここにある。歴史的な事柄から呼び名がつけられた場合もあり、地名がそのままその名になった場合もあるようだ。京都市街地から周山街道 (国道 162号線) が通じ、京都市右京区中部の地区。 地名は明智光秀が築いた城を中国の周の武王の故事にならい周山城と名づけたことに由来。 大堰川と弓削川 (ゆげがわ) の合流地点に位置する。周山街道は北山杉の生産地でもあり、神護寺や鳥獣戯画で有名な高山寺が街道沿いにある。山國神社は、由緒に「第50代垣武天皇延暦年中平安遷都(794)に当たり大内裏御造営の木材を山国の郷より徴せられ此の郷を御杣料地として定め大工寮修理職の官人として本殿を御造営せられ祭主として和気清麿呂公(733~799)が奉仕せられた」とある。

 

 

Lapiz22夏号 Vol.42 とりとめのない話《俳句うらおもて》中川眞須良

イメージ

私がながく接するモノクローム写真の世界は日常に於ける自分のイメージトレーニングの現状、結果を目視で確認できる唯一の手段と思っている。このため内面的なアンテナを立て、広く情報、感覚をキャッチすることに心がけているが、このアンテナ 自分の体調、気分、またTPOによって感度が著しく変化する(ほとんどの場合、鈍化する)ので困ったものである。 “Lapiz22夏号 Vol.42 とりとめのない話《俳句うらおもて》中川眞須良” の続きを読む

Lapiz22夏号Vol.42 OPINIPN【日本国民は戦争で人を殺し殺されることをやるのか】渡辺幸重

~参院選後に日本は戦時体制に移行する~     「ちきゅう座」より転載

日本は今、戦前と同じように戦争への道を進んでいます。戦前と異なるのはアメリカの世界戦略の中にがっちりと組み込まれていることで、戦争忌避に向けての外交努力は戦前よりもむしろ少なく、平和を求める国の意思はどこにも感じられません。権力をチェックするべきマスコミも野党も牙を抜かれ、国民世論は軍備強化を許す傾向に流れています。7月10日実施の参議院議員選挙は自公政権の勝利が予測されており、選挙後の日本は軍備が強化され、国民は権利を剥奪され、生活と生命が脅かされる戦時体制同様の社会になるでしょう。戦争がいつ起きても不思議ではない状況になるのです。はたして日本国民は自分たちの生存に関わるこのような状況について、いつ議論し、いつ決めたのでしょうか。来たるべき選挙で「戦争反対」の意思を示さなければ声を挙げる機会は奪われてしまうでしょう。私たちは今、人を殺し、人に殺される戦争を目の前にして何をするべきか、しっかりした自覚を持たなければなりません。すべてを決めるのは日本国民なのだから。 “Lapiz22夏号Vol.42 OPINIPN【日本国民は戦争で人を殺し殺されることをやるのか】渡辺幸重” の続きを読む