2021冬号Vol.40《徒然の章》中務敦行

昨年からコロナに追いかけられてばかりだった2021年も12月。春の花に続き紅葉漬けだった。春と違うのは人出が多かったこと。京都に行ったときは市バスの停留所に長蛇の列が出来て、積み残しが出るほどだった。奈良公園もインバウンドこそ見られないが、たまりにたまった「出かけたい!」「出かけよう!」があふれていた。

温暖化で紅葉の出来が心配されたが、順調に色づいたようだ。台風が少ない年だったが、海底火山の爆発で吹き出した軽石が、沖縄をはじめ各地で大きな被害を出している。コロナもオミクロンという変異株が出現、早くも我が国にも感染者の入国が伝えられている。

オリンピックも無事に終わったが、来年はどんな年になるのでしょう。