「百鬼夜行夜話 014」片山通夫

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一条戻り橋

話は京都へ戻る。いささか百鬼や妖怪とは違うが結構有名なのが一条戻り橋のエピソード。

簡単にそのエピソードをウイキペディアから紹介したい。

「戻橋」という名前の由来については『撰集抄』巻七で、延喜18年(918年)12月に漢学者三善清行の葬列がこの橋を通った際、父の死を聞いて急ぎ帰ってきた熊野で修行中の子浄蔵が棺にすがって祈ると、清行が雷鳴とともに一時生き返り、父子が抱き合ったという。 “「百鬼夜行夜話 014」片山通夫” の続きを読む

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百鬼夜行夜話 013「九尾の狐 余話」片山通夫

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「九尾の狐」は落語界にも進出している。
落語 九尾の狐
★あらすじ 白面金毛九尾の狐は、中国殷王朝では美女、妲己に化けて国を傾け、その後の諸王朝でも帝王をたぶらかし、唐より帰朝する吉備真備の船に若藻という少女に化けて乗り込み日本に渡って来た。それから四百年近くの歳月が流れる。

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百鬼夜行夜話

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「百鬼夜行夜話」の舞台は京都・平安京に戻り「一条戻り橋」のエピソードから、戻り橋の近所にある神社にまつわるお話に移ります。

お楽しみに。

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百鬼夜行夜話 012「九尾の狐 05」片山通夫

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九尾の狐

さすがの妖狐も神鏡の威光に恐れをなしおとなしくなった。しかし妖狐もさるもので十数年後には復活し、悪事を重ねるようになった。そこで朝廷は安倍泰親らを那須野が原へ遣わして妖狐退治を命じた。、那須野が原に着いた泰親のは祈祷を行った。その時、天が俄にかき曇り、天地は鳴り動き、稲妻が頻繁に起こったかと思うと、妖狐の屍は大きな石にと変ってしまった。
石と化した妖狐の怨念は数百年後も石に宿り怨念は残り毒気を放ち、石に近づく人間やケモノ、石の上を飛ぶ鳥さえも悉く死に至らしめたので、人々はこの石を「殺生石」といって恐れおののいた。

かくも九尾の狐は恐ろしい。(完)

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百鬼夜行夜話 011「九尾の狐 04」片山通夫

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神鏡

再び中国に話は戻る。武王より12代後の幽王の時代に王に献上された褒似(ほうじ)という絶世の美女がいた。彼女は一切笑うことがなかった。ある日非常時の召集を告げる烽火が誤ってあげられ、意味もなく集まってきた諸侯たちの滑稽な姿を見て褒似は笑顔を見せた。そのため幽王はくりかえし無意味に烽火をあげ諸侯を集めて褒口を笑わせたが諸侯たちの不満は募っていった。そして不満が募った一部の諸侯と幽王の元妻の申后の一族と北方の異民族、犬戒(けんじゅう)の連合軍が反乱を起こした。幽王は烽火をあげて召集をかけたがどうせいつもの嘘だろうと諸侯たちは集まらず結局幽王は処刑され、褒似は姿を消した。

 

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