スサノオ追跡《そして渡来人たちの宴が始まった 上 》片山通夫

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 スサノオ追跡から始まって渡来人たちの宴まで、長いだけで脈絡も歴史的証拠もない話もいよいよ終わりになった。
イザナミとイザナギの間に生まれたスサノオはよく知られているように三男坊だった。筆者の偏見でいわせてもらえれば、三男坊は一言でいえばわがままである。甘やかされて育ったせいなのかもしれない。またスサノオのように末っ子の場合猫かわいがりされて育った可能性がある。
特にスサノオは乱暴であったようだ。亡くなったイザナミ、つまり「かーちゃん」に会いたいとわがまま三昧で、高天原で大暴れしたことは日本神話に詳しい。
特に天の斑馬(ふちこま)の皮を「逆剥ぎ(さかはぎ)」に剥がして、服屋(はたや)の屋根に穴をあけてそこから投げ入れたという話で服屋にいた服織女は驚き亡くなったと古事記にある。とんでもない男だ。思うにスサノオは理知的な姉・アマテラスとはかけ離れた存在だった。ガキ大将と学級委員長という役柄がぴったり。 “スサノオ追跡《そして渡来人たちの宴が始まった 上 》片山通夫” の続きを読む

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