《渡来人たちの宴・外伝 その5》片山通夫

帰化人についての説明
 古代に海外から渡来して日本に住みついた人々,およびその子孫。平安時代以降もたえず少数の来住者があり,また近代には外国人が日本の国籍を取得することを法律上やはり帰化といっているが,来住者の数が多く,しかもそれが社会・文化の発展のうえでとくに大きな意味をもったのは,平安時代初頭までだったので,日本史上で帰化人といえば,主としてそのころまでの人々を指すのが普通である。現在では渡来人という呼称も用いられる。
改訂新版・世界大百科事典の帰化人の項目に詳しいのでその項目にリンクを貼っておきたい。

蛇足:毎日新聞から《麻生氏地元・福岡県飯塚市で開いた国政報告会で、「2000年にわたって同じ民族が、同じ言語で、同じ一つの王朝を保ち続けている国など世界中に日本しかない」と述べた。》
弥生時代、古墳時代などの渡来人の働きなどや現在のアイヌ民族に対する偏見を助長しかねないを発言と批判されよう。