Lapiz22夏号Vol.42 写真散歩《岩戸落葉神社・周山街道》片山通夫

京都鳴滝あたりから周山街道へ入ると、すぐに険しく曲がりくねった道になる。周山街道だ。この辺りは紅葉で有名な神護寺や高山寺が。それらを通り過ぎバスはところどころに存在する集落を縫って北へ。それらの一つの集落が小野郡。その集落に岩戸落葉神社がある。
【岩戸落葉神社(いわとおちばじんじゃ)はかつて岩戸社と落葉社に分かれていました。岩戸社はかつて小野上村(おのかみむら)の産土神(うぶすながみ)で、神輿岩(みこしいわ)に祀られていたと言われています。その後現在の場所に移りました。落葉社はかつて小野下村(おのしもむら)の産土神でした。落葉社は堕川神社(おちかわじんじゃ)が転訛して、落葉社になったとも言われています。また落葉社は御霊社(ごりょうしゃ)だったとも言われています。なな岩戸社は彌都波能賣神(みづはのめのかみ)・稚日女神(わかひめのかみ)・瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)、落葉社は落葉姫命(おちばひめのみこと)を祀っています。】とは京都案内に書かれている説明。この神社の名前にひかれて京都駅からJRバスに乗った。