コロナ企画・投稿《微妙に変化してきた五輪対応とコロナ》匿名希望

相変わらずコロナは収束の気配も見せない。それどころか第四波、いやそれ以上の猛威を感じさせる勢い。わが国では3月上旬を過ぎて微妙にオリンピック・パラリンピックの開催に関して変化が見えだした。先月は森騒動の陰に隠れて開催の是非はあまり表立っての動きはなかったように思える。しかしここにきて、当初の通りなのかもしれないが、急に開催に関する報道が、また関係者の発言が増えてきた。
まず朝日新聞が3月9日に「東京五輪、海外一般客の受け入れ断念へ 日本側が方針」と報じた。これが誤報だったら、後追いの政府系(?)産経が同日の会長インタビューで「『何が何でも、無理やり(開催する)』と表現されることもあるが、決してそうではない。無観客(開催)は全くない、ということではない。あらゆることを考えて対応していく準備が必要だ。安心・安全最優先で、『これであればできる』ということを準備するのが、私の最大のミッションだ」と微妙に変化したニュアンスで伝えた。

確かに安心・安全な開催は不可欠。橋本会長としては国民の80%が開催は無理と答えている前提を無視できまい。そこで出てきたのが無観客開催。まず外国人観光客の受け入れを断念し、徐々に開催しない方向にシフトしていると読める。

いったいいくらの損失になるのかはっきりとは不明だが、日本政府と日本国民は莫大な損失を受けることになりそうだ。福島原発の現状から目をそらした安倍前首相の「アンダーコントロール」発言からこの悲劇は始まった。

ところで小生の毎日だが、幸いなことにコロナには近親者や友人たちの中では罹病した人はいないようだ。ただ毎日会社へ出かけて仕事が終われば直帰するだけ。電車の中や駅から会社までの道で「人間観察(ヒューマン・ウオッチ)」をもっぱら。時節柄いろんなマスクを見ていて楽しい。来ているコートや首に巻いたスカーフなどの色や柄と合わせたなと感じるのもなお楽しい。
ささやかな楽しみ方を見つけた。